物流センターにマテハン機器を導入する場合、マテハン機器や物流システム間の取合いやデータ連携などが発生します。ミスター物流はセンター内の各運用やデータ(物量、アイテム数、入荷・出荷データ他)をしっかり把握して、マテハン機器選定からマテハン機器立上げまでをトータルエンジニアリング致します。

マテハン機器選定

機器選定は重要ポイントです。導入したけどすぐに使わなくなったマテハン機器の話はよく耳にします。
マテハン機器メーカーの営業は自社製品を強引に勧めますが、費用対効果などの検証をしっかり行って機器選定する必要があります。

  • 導入効果の出るマテハン機器の提案
  • 必要能力に応じた機器選定
  • 機器スペック(能力やサイズなど)の確認
  • メーカー保守体制や保守コスト調査

マテハン機器連動

マテハン機器どうしで連動が必要な場合があります。連動することにより、さらに効果が発揮されるマテハン機器になります。

  • マテハン機器どうしの入出力連動仕様の調整
  • マテハン機器連動の検証

システム連携

マテハン機器はWMS(倉庫管理システム)や基幹システムとのデータ連携が発生します。これは必要不可欠で仕様確認をしっかり行って連携テストに臨む必要あります。

  • インターフェイス仕様(ファイル連携やDB連携)
  • ファイルレイアウト
  • 連携タイミング
  • 連携不可時の対応策

建築側との調整

大型マテハン機器導入する場合や防火区画を跨る搬送設備などを設置する場合は、建築側との取り合いが発生します。

  • 建築設計会社へのマテハン機器説明や図面提出
  • 建築期間中にマテハン機器導入する場合のゼネコン側との各調整・打合せ
  • 消防設備とマテハン機器の連動仕様調整
  • マテハン機器の電気容量算出
  • 電気工事やLAN工事の担当範囲
  • マテハン機器設置を前提とした照明、空調工事依頼または工事担当範囲調整
  • マテハン機器導入に必要な開口や貫通部の仕様調整

マテハン機器導入図面作成と図面共有化

マテハン機器メーカーは自社製品の図面のみ作成するのが一般的です。全てのマテハン機器を入れた最新図面を常に作成してないと様々な打合せがやりずらくなります。

  • 各マテハン機器導入図面作成
  • 各メーカーとのレイアウト調整
  • 全体レイアウト図面作成

導入スケジュール調整

マテハン機器を導入する場合、各メーカーの搬入から本稼働までを綿密にスケジューリングすることが重要です。これが不十分ですと、現場での工事やテストがうまくいかず、稼働日延期など起こりかねません。

  • マテハン機器基本設計から本稼働までのスケジュール作成
  • 現地での搬入・設置・テストなどの詳細スケジュール作成
  • テストや本稼働の立会い体制

エンジニアリング例

(株)医学書院様は医学書の出版社大手であり、旧センターの狭小化に伴い、新センターを計画された。
清和ビジネスはセンター計画段階からプロジェクトに参画して、センター設計から移転、立上げまでをサポートさせて頂きました。

プロジェクト体制