全日本食品株式会社 首都圏センター様
多業態のボランタリーチェーン店舗への商品の安定供給及び拠点統合による物流コストの低減。
概要
東京、神奈川、水戸のドライ3拠点を集約して物流の効率化を目指すため、平成10年よりプロジェクトが発足する。弊社も当初よりプロジェクト内でセンター企画、立案に参画、平成12年1月より順次稼動。配送対象は関東6県+新潟の1,200店舗で各地域のミニスーパーや個人商店の経営者からなる日本最大の小売り主宰のボランタリーチェーン店。
プロジェクト詳細
課題・ニーズ
- 従来3拠点より配送されていたドライ商品を集約して在庫圧縮を図る。
- 発送時間のスケジュール化による各ピッキング作業のスピードアップ。
- 商品をピッキングする際、極力歩行距離を短くして作業者の負担を軽減する。(歩き回らない)
- 人手による方面別仕分け作業の効率化。
ご提案内容・解決策
- 小分けにはデジタルピッキングを導入し、店舗単位のピッキングを行う。カテゴリーごとブロック単位に集荷して店舗ごと折りたたみコンテナに投入、コンベヤにて次ブロックへ送る方式を採用した。
- ケースピッキングはバッチピックとしてピッキング終了した商品は近くのコンベヤに投入しソーターにて配送方面別に仕分けする方法をとった。(当初はラベルピッキングだったが、のちにITF自動読取り⇒方面情報自動印字のシステムを追加)
- 上位システムより受信した受注情報を、センターサーバを介して各マテハン機器へ情報加工し配分することによりホストシステムの負担を軽減させた。
導入内容・納入製品
保管、搬送 | ピックトゥベルト式パレットラック、流動棚、積層棚、中量ラック、搬送コンベヤ |
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小分けピッキング | デジタルピッキングシステム |
ケースピッキング | ITF自動読み取りによるインクジェット印字 |
仕分け | スライドシューソーター(25方面仕分け) |
棚卸 | POT式ハンディターミナル |
システム | センターサーバによるマテハン機器統合と上位システムの連動 |
導入後の効果
- 拠点統合による人員削減
- 人時生産性の向上
- 店着時間の厳守の徹底
コンベヤ
ソーターライン
ピッキングライン