ソーター
特徴・メリット
人を介さずに短時間に大量の仕分けを正確に行うことができます。
ソーターは大型設備ですから、設置スペースをとりますし、導入コストも安くありません。稼働後の運用をシミュレーションして費用対効果を実証して導入する機器です。
機器・制御
- スライドシュー式、パン式、クロスベルト式、ポップアップ式など様々なソーター機種があります。
- スライドシュー式が仕分け能力が高く、商品への衝撃も少ないため主流ではあります。
- アパレル等の袋物商品には袋が噛みこんだりしないパン式が普及してます。
導入検討時のPoint!
- 機種選定
商品形状、大きさ、重さ、仕分け必要能力等でソーター機種選定行います。 - 仕分けシュート数
仕分け先の数とバッチ数でシュート数を決定します。シュート数を追加する可能性がある場合は、初期導入段階でシュート場所を確保しておくと追加工事費用は安く済みます。 - シュート長さ
商品を溜めるためのバッファ、カテゴリー別仕分け等の二次仕分けとしてのスペースを考慮して長さを決めます。 - 仕分け能力
メーカーが提示している仕分け能力は高い数値が提示されてますが、ソーターへの商品供給能力が同じ数値以上を出していることが条件です。
例)5人分の商品投入ステーションがある場合、1人500個投入/時 とすると5人×500個=2500個/時 です。ソーターの仕分け能力がこの数値以上だとしても、平均2500個/時の仕分けとなります。 - 生産性
人が商品をコンベヤに載せて、コンベヤから降ろす作業が発生します。搬送も含めたトータル人員で生産性を判断する必要あります。 - メンテナンス費用
導入後の定期点検や部品代などのランニング費用を年次予算に入れておく必要あります。 - 防火区画免除
新センターを建てる場合、ソーター等の大型で分断できない機器を導入する場合、防火区画免除されます。
関連情報
納入事例
スライドシュー式
ポップアップ式
クロスベルト式
パン式
小物用