積層・中二階とは…

建物に固定しておらず、組立て・解体が容易な層棚のことです。
積層棚とは、中量棚、パレットラックなどの支柱を利用して設置する層棚で、中ニ階とは、ラック支柱を用いず、型鋼等独立した支柱で構成された層棚を呼ぶことが多いです。
さらに簡易なタイプとして逆ネステナーを用いたタイプもあります。パレットステージ、ラックステージなどと呼ばれています。

特徴・メリット

平面を上下2層化する為、作業スペースと収納量の倍増が可能です。

  • 積層タイプ
    下層部の支柱がラックと兼用の為、デッドスペースが少ないです。
  • 中二階タイプ
    下層部は柱のみなので、作業場としての活用、棚を設置しての保管場としての活用などレイアウトフリーの活用ができます。
  • パレットステージ
    溶接、アンカーを使用しないので、組立、解体とも短期間で可能。
    フォークリフトで移動できるので、移設も容易です。

導入検討時のPoint!

  • 上層部の荷役を考慮する場合、簡易リフトやダムウェーターの設置には 関連法令がありますので、考慮が必要です。
  • 作業エリアが上下に分離されますので、収納商品の入出荷頻度や作業動線などを考慮し、全体レイアウトとの整合性を検討する必要があります。
  • 棚下は照度低下の為、照明設備が追加工事となります。
  • ※この設備の設置については、建築および消防関連法令の規則が適用される場合があります。
    コンプライアンス遵守の観点からも、必ず事前に所轄行政庁(建築および消防機関)に確認を行うようにして下さい。
    その結果で、消防設備の設置指導を受ける場合もあります。内容については、所轄消防機関の見解、建物条件などで都度状況が異なりまます。
  • ※上層部に事務所の製作、間仕切設置を行う事や人を常駐させる事はできません。商品の保管を前提としてください。

積層棚

中ニ階

パレットステージ