マルチテナント型物流倉庫では、トラックバースのデッドスペース化が大きな課題に

1棟の大型物流施設を複数の企業がテナント契約し、よりコスト効率を高める物流オペレーションを実現することで、近年需要が高まっているマルチテナント型物流倉庫。
しかし、マルチテナント型物流倉庫では、トラックバースが全面に確保されているのが一般的ですが、実はこのトラックバースについては、入出荷でフル活用されている場合もありますが、一部のみしか使用されていない、またはまったく活用されずにデッドスペースになっているケースもかなり見受けられます。

マルチテナント型物流倉庫の特徴

昨今多く建設されているマルチテナントタイプの倉庫・物流センターですが、構造的特徴として以下のように構成されている場合が一般的です。

貴社が利用されているマルチテナント型物流倉庫では、次のようなケースや課題はありませんか

マルチテナント型物流倉庫のトラックバースが、活用されていない、ムダなスペースになっていませんか

  • 主に宅配便で出荷しているので、トラックバースは1,2台分のみしか使われておらず、デッドスペースになっている
  • 商品保管スペースとしてもう1区画借りるほどではないが、トラックバースを有効活用できないか
  • カゴ車出荷待機エリアをもっと増やしたい
  • プラットフォームを広くして、入出荷の荷捌き場として活用したい
  • トラックバースとして利用していないスペースに荷物を保管すると、段差があるためフォークリフトによる荷下ろし作業が発生

「トラックバース床上げ架台」が大活躍!
デッドスペースを解消して、新たな出荷待機スペースや保管スペースが誕生!

マルチテナント型倉庫は建物の中央やサイドに共同の車路あって、その横に倉庫区画が並ぶケースが多く、そのため各物件には低床式のトラックバースが必ず一定割合ついてきます。しかし、トラック複数台が同時に接車することのない倉庫も多くあり、低床空間を上手く活用できていないケースが多数見受けられます。

そこで、こういった課題を解決するために大活躍しているのが、当社の製品である「トラックバース床上げ架台」です。

低床のトラックバースを高床化し、倉庫高床部の床面積を拡大することにより、荷捌き用のプラットフォームや保管スペースとして有効活用することができるようになります。デッドスペースであったトラックバースが、みるみる広い保管スペースに変身!
他にも様々な用途で活用できる多くのメリットを生み出す、価値あるスペースに生まれ変わります。

施工前

トラックバースは低床式で倉庫部は高床式なので、高低差があり、商品保管や作業しずらいスペースです

施工後

床上げすることにより、高低差が無くなり、保管や出荷待機エリアとして活用ができます

入荷から出荷まで、様々なスペース活用方法で、これまでになかった多くのメリットを提供

マルチテナント型物流倉庫であれば、広いスペースのトラックバースが必ずついているため、これまで使われていなかったスペースに「トラックバース床上げ架台」を設置した
場合に、新たに生まれる広いスペースがもたらす効果は非常に高くなります。

例えば、「トラックバース床上げ架台」で増床したスペースを活用して保管量を増やすことは、すぐに費用対効果を高めることにつながることでしょう。
さらに、トラックバース自体が必要ないケースや複数階で契約している場合には、それぞれのフロア全体を保管スペースとしても活用できます。
他にも、入荷時の一時保管や出荷前の製品置き場、検品作業スペースなどにも活用でき、倉庫内の作業効率を高めることにも貢献します。

床耐荷重 500Kg/㎡ での利用例

床耐荷重 1,000Kg/㎡ での利用例

現場状況、ご要望などに応じ、豊富な納入実績に裏付けされた最適な製品仕様設計をご提案

「トラックバース床上げ架台」の設置においては、鉄骨支柱で支えた桁組の上にユニットフロアを敷き詰めます。製品構造は、重量物の積載、耐荷重面に優れた構造を有しているため安心・安全です。さらに必要に応じて仕上げに床材を貼りますが、下層床を利用しませんので床と認定されることはありません。
*レイアウトによっては、避難誘導検証が必要な場合があります。

清和ビジネスでは製作・納入にあたっては、お客様からのご要望をお聞きしながら、架台上にどれくらいの重量がかかるか、どのような荷物を保管するか、様々な荷物や作業などのシミュレーションを行った上で、最適な構造や部材、耐震性能等を検討の上、製品設計のコンサル・仕様決め、工事メニュー等のご提案、アドバイスをスピーディーに行い、短納期での納入を実現いたします。

納入までの主な流れ

トラックバースのデッドスペース化
それは、ムダなコストを毎月捨てていることと同じです

企業様においては、スペースの有効活用を目的に、少しのムダも見逃さず様々な工夫や打ち手を行われていると思いますが、実はマルチテナント型物流倉庫においては、有効活用できるトラックバーススペースがまだ残っている場合があるかもしれません。

デッドスペース化しているトラックバースをそのままにしておくことは、毎月ムダなスペースに対するコストが発生していることになります。
また現場においては、有効活用できるスペースがあることに気づいていないことで、すぐにでも実行することのできる保管効率や作業効率を高める施策が行われていない状態であると言えます。

こういったことに誰も気づかず、問題視されることもなく、知らず知らずの間に
毎月のムダなコストや保管スペースの低効率な運用といった状況などが積み上がっていくことで、企業に大きな損失を与えることにもつながりかねません。
さらに、いくつものマルチテナント型物流倉庫を利用されている企業様であれば、尚さらその対応の緊急性は高いものとなることでしょう。

倉庫の保管スペースの向上などをご検討中で、トラックバースのスペース有効活用をお考えの企業様は、ぜひ今すぐお気軽にお問い合わせください。

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