株式会社医学書院 草加流通センター様
医学書専門出版社 新センターにマテハン設備とWMS導入。
概要
医学書院様は医学書の出版社大手であり、旧センターの狭小化に伴い、新センターを計画された。
弊社はセンター計画段階からプロジェクトに参画して、センター設計から移転、立上げまでをサポートさせて頂いた。
プロジェクト詳細
課題・ニーズ
- 建屋ありきでは無く、庫内運用とマテハンを優先決定してから、それに合わせた建築設計を行いたい。
- 28年前導入の自動倉庫であり、稼動システム老朽化に伴いメンテナンスが困難になってきていた。
- 基幹システムでは各倉庫毎のリアルタイム在庫までは管理してないため、システム上の在庫と実在庫の差が発生し、受注処理に支障をきたす事が有った。
- WMS導入を機に在庫誤差を今よりも削減したい。
導入内容・納入製品
マテハン | パレット自動倉庫(クレーン5基、2,220パレット保管) 連続自動垂直搬送機(バーチレータ)、駆動ローラーコンベヤ 積層棚、中量ラック |
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WMS | WMS、FTサーバ、無線サーバ、無線ハンディ18台、アクセスポイント |
事務所 | オフィス什器、書類保管用中量ラック |
プロジェクト
- 建築・マテハンプロジェクト
清和ビジネス作成のセンターレイアウト案を基に設計コンサル会社様+大手ゼネコン様にて建築設計が行われた。建築とマテハン設備との取合い打合せなど綿密に行い、計画どおりのマテハン設備を導入することができた。 - WMS・運用設計プロジェクト
まずは現状運用・イレギュラー運用・現状問題点の洗い出しから行った。新センターでの業務フロー作成を行い、基幹システム⇔WMS⇔現場運用 の最適化、精度向上を目標として運用設計・システム設計を行った。 - 移転プロジェクト
旧センターからの出荷を続けながら、約1ヶ月間にわたり商品の移転を行った。倉庫管理会社様のご協力と綿密な車両計画も有り、円滑に移転作業を終えることが出来た。
導入後の効果
- 自動倉庫クレーン5基導入により、出庫スピードがアップできた。
- 連続自動垂直搬送機(バーチレータ)を導入したことにより、上下搬送工数を削減できた。
- 庫内運用はほぼ無線ハンディで行い、作業ミス防止とスピードアップ化が実現できた。
機能:入荷検品・自動倉庫入出庫登録・ピッキング・出荷検品・伝票検品・返品検品・改装登録・棚卸・マスタ検索 - 新センター並びに本社のWMS端末にて、外部倉庫を含めた複数倉庫のリアルタイム在庫の一元管理ができるようになった。
プロジェクト体制
パレット自動倉庫
ラック設備
コンベヤ、バーチレータ
無線ハンディ