株式会社オーラルケア様 コミュニケーションセンター

概要

株式会社オーラルケア様は予防歯科関連製品、口腔ケア製品の開発、輸入、販売を行っている会社です。物流拠点でもあるコミニュケーションセンターにハンディータミナルシステムを導入された。今までに蓄積したノウハウや経験、パートさんの意見を吸い上げ、システム構築が行われた。

プロジェクト詳細

課題・ニーズ

  • 業務がよくできる人、できない人の個人差が大きく、属人化している。
  • 商品にバーコードがソースマーキングされていない商品が多いため、リストでの作業が主だった。
  • 1つの商品でも販売形態(販売,サンプル,サービス等)や梱包区分(ケース,ボール,バラ等)が有り、1つの商品コードでピッキング指示を出すことに無理があった。
センター長 加藤様(左)、八木橋様(右)

ご提案内容・解決策

  • ハンディーシステム側で基幹システム側から商品マスタ受信時に物流商品コードを自動付番して、販売形態や梱包区分違いを別商品として扱えるようにした。
  • 新たな物流商品コードごとにロケーション等を登録して、販売形態や梱包区分ごとにピッキング指示を出せるようにした。
  • シングルピック,マルチピック,トータルピック=>仕分け の3つのピッキング方法を構築することにより、オーダー特性に応じたピック方法が可能になった。
  • ロットNOや有効期限情報はGS1-128バーコードから取得して現場負担無しのトレーサビリティ管理を実現。
  • 出荷キャンセル等の緊急処理も基幹システムとのデータ連携でリアルタイム対応できるようにした。
  • ソースマーキングされていない商品には品番ラベルを発行・貼付してピッキング時スキャン検品できるようにした。

導入内容・納入製品

納入システム機器

  • HTシステムサーバ:2台
  • 無線ハンディーターミナル:32台 
  • 定置ラベルプリンタ:2台

ハンディーシステム機能

  • シングルピック
  • マルチピック
  • トータルピック
  • 仕分け
  • シングル検品
  • トータル検品
  • 棚卸
  • 商品マスタ検索,品番ラベル発行

導入後の効果

  • 販売形態や梱包区分違いを別商品として扱えることができるようになり、ピッキング指示が明確化され、ミスを防止できるようになった
  • すべての工程において、業務の標準化、精度アップ、生産性の向上を実現できた。また、大きな課題であったパート間での個人差もなくなり、業務が標準化された
  • みんなの意見を取り入れたシステムが導入されたことで、パートさんのモチベーションも上がり、システム機能追加など更なる生産性アップに繋がる改善を行っている