デジタルピッキングシステム(DPS)
特徴・メリット
作業者は表示器の指示数に従ってピッキング作業を行うだけなので、商品知識のない人でもすぐにペーパーレスのピッキング作業が可能です。また従来のリストピッキングに比べて探す手間が省けることにより生産性の向上が図れます。
コンビニエンス専用センターなどアイテム数が絞られ、かつ増減が少ない場合に有効なピッキングシステムです。但し、DPSのデメリットを把握して設計しないと充分な導入効果は発揮されません。商品特性、物量、作業時間、必要出荷精度などから最適な仕組みをご提供致します。
機器・制御
- 基本構成はデジタル表示器とそれをコントロールする中継ボックス、制御&アプリケーションソフトを搭載するPCで構成されます。
- 表示器設置ダクト内の配線がレール式になっており、表示器をダクト内のどこにでも設置できるタイプが主流です。
- 表示器の種類としては様々な表示器があります。
ランプ色 | 固定色 | フルカラー(7色対応) |
---|---|---|
ボタン | ボタン押下 | センサー感知式 |
表示部 | 7セグメントLED | 電子ペーパー |
通信 | 有線 | 無線 |
導入検討時のPoint!
- アイテム数
商品アイテム数が多い場合、Aランク商品のみをDPSでピッキングして、B、Cランク商品はハンディやリストでピッキングするなどします。 - データ分析
出荷先毎のアイテム数や物量を調査して、滞留しないような、DPS設計、レイアウト設計が必要です。
関連情報
納入事例
コンビニエンス
コンテナ投入前スキャン検品
個配
センサー式表示器
無線5色表示器